アリススプリングス滞在8週目記録と痛みとサイン
クリスマスイブ
朝の仕事を終えて、夕方からの仕事まで数時間の自由時間。
ホステルに戻って、ごはん作る時間があって、ゆっくり味わって、プールにホステルの友達とはいって、時間を共有する。
天気がよくて、泳いだ後に、プールの端っこからからだをふわっと水面に浮かせて空をただぼーっとみる。
また泳ぎたくなったら気がすむまで潜って、泳いで、空を見上げる。
シャワーを浴びた後、今朝free boxにいれられたfree hugとかかれてあってなんだかいいなって思ってもらったTシャツを着てホステルのガーデンやらキッチンを歩いた。
長期滞在のみんなやルームメイト、久しぶりに戻ってきたホステル滞在者にfree hug!と声をかけてぎゅっとする。
みんなすき。
明日はクリスマスで全部の仕事おやすみ、ゆっくりできる、後数時間がんばろって仕事に向かった。
クリスマスイブだからか、店内は静か。いつもクロージングまで残って仕事するけど、次の日に大好きなルームメイトが3日間のツアーに参加で早朝から出発なので早めに戻って一緒に過ごしたくて、早めに帰宅させてもらうことになったのに。元気だったのに、やってきた突然の腹痛。
すごく痛くて、声を出すのも、水を飲むも、動くのも、ひどくつらい。
結局予定していた時間よりも早めの帰宅。
ベッドに倒れてうずくまる。
あー久しぶりに、痛い。
着替えるの痛くて、うまくできず、そのままベッドへ倒れた。
からだの感覚だけに集中してみる。
なんだか、あー疲れてたよね、体が頑張ってくれるから毎日動ける。少し無理してたの体は知ってるものねと思った。
いろんな人に会えて、仕事があって、すきなプールだったり、みんなと一緒になにかしたり、毎日なんだかんだあって、楽しいけど、体が疲れたなって感じても、大丈夫って押しきって進めてたここ数週間。
痛みがまた、体に意識もっと向けてよって教えてくれてる感じだ。ごめん、ありがとうって思いながらベッドにうずくまる。
15分くらいただじっとしていた。その間、過去数週間したことや、感じたこと、体のコンディション、感覚に敏感になること、自分の感覚を聴くことを考えていた。
ゆっくり体を動かしてみた、あ、痛みが和らいでる。足を動かして、声を出して確かめた。あ、大丈夫だ、動ける。
意識が外に向かって、中心から離れていたところを痛みが与えられたことで、離れていた意識がチューニングされた気がした。
痛いのは、すきじゃないけど、なんだか、サインみたいな痛みをくれてありがとうって思った。
痛いのは、すきじゃないけど、でも必要なきっかけをくれたから、ありがとうって思った。
そんな日曜の夜。