ぽつぽつと、ただのつぶやき。③
自分のしているプロジェクトの映像を編集していて思ったこと
あー最後に私は、私の関わっている人たちの笑顔がみたいのかなと。
いつかこの命が終わるときがくるのだけれど
その時が来たら、なんとなく今関わっているプロジェクトのことをきっと想い返すのかななんて。
はじめのコンタクトから、やりとり、その人たちのいままでをシェアしてくれた時間、撮影中に追っかけた後ろ姿、足元、横顔、下から見上げた時の表情、誰かと話してる時に溢れた色
それぞれの声、話すスピード
距離感とか
発される言葉
その人たちの眼差し
全部違う、関係性も、共有し合う時間の長さも、濃さも
この人たちが、この人たちの思い描く場所で大切な人たちと一緒にいたり、心赴くまま過ごしていても、何気ない一日を過ごしていても、たまにもがいて、苦しんで、憤って、感動して、喜んで、疲れて、それでも、瞬間でもいい、あたたかな心で、1日の最後にでもいい、もうダメだと力なくうなだれたその後にでも、その人たちがどうか心からやさしい気持ちで、穏やかな気持ちで、笑顔でいてくれたらうれしんだなと。
そんなエゴの塊で作業してるんだなと。
だから今のところ、最後のカットにはそれぞれの笑顔を入れている。
わたしっていう人間の勝手な願いと想いを込めて。