ただいま、アリススプリングス
10月の終わりころに日本を発って、久しぶりに戻ってきたオーストラリア。
1年3ヶ月ちかくもオーストラリアを離れていたらしい。
飛行機を降りて感じる雰囲気、生活している人たちとか、日本ではもうなくて。
あ、戻ってきたんだなって思わず呟いた。
はじめに降り立ったのはクインーズランド州にある Gold Coast (ゴールドコースト)。
早朝についてここからバイロンベイという場所へバスに乗って移動した。
海のきれいな場所で、過去に数回訪れたことがある。
(風が心地よいビーチで)
あの時は確かツアーか車でしか行けなかった。今はバスで Byron Bay (バイロンベイ) まで気軽に行けるようになったみたい。
バイロンベイは1泊だけして次の日はまた空港へ。
ゴールドコースト空港からアデレードへ、そして乗り換えてやってきたのは Northen Territory (ノーザンテリトリー)にある Alice Springs (アリススプリングス)。日本だと「世界の中心で、愛をさけぶ」の映画で有名になったウルルの玄関口と言われる砂漠に囲まれている小さな街。
去年の4月から7月中旬まで滞在していた場所。
空港からでて感じる風。暑い。肌にじわりと汗が広がっていく。
去年と変わらずに少し気怠そうに運営しているアリススプリングス市内まで運んでくれるバスのドライバー。アリススプリングスは相変わらず乾燥していて、土は赤くて、太陽が土地を暑く照らして、空はどこまでも広がって、目を奪われるほどに青くてなんだかホッとした。
これから住む場所は去年も滞在していた宿。壁のペイントが所々変わっていたりしていたけど、でもあの時と同じく居心地のいい空間。
少し寂しく感じるのは、去年いたメンバーはみんないないこと、前に働いていたカフェのシェフとマネージャーのカップルがお店を閉めて、家族の住む離れた州に帰ってしまうこと。
今回は去年よりも長めの滞在、どんな出会いがあるのだろう。